最近よく考える事なのですが、皆さんは検索エンジンを利用してその検索結果上に現れるオーガニック(自然検索結果)と広告(検索連動型広告)を区別されていますか?
僕は、完全に「広告」を「広告」と認識しているので、検索結果に現れる広告はクリックをしません。何故かというと、検索を行ったキーワード(検索語)と広告を出稿しているサイトとの間に、情報のマッチング性の開きがある場合がかなり高い確率である為です。
例えば、「モンスターハンター」と検索エンジン上で検索を行い、表示された広告をクリックしたとします。僕は、「モンスターハンター」の攻略情報などが欲しかったにもかかわらず、「モンスターハンター」のゲーム自体を販売しているECサイトにジャンプさせられてしまう。・・・この様な事態を避ける為、意識的に広告を避けています。
しかしながら、検索エンジンを利用される方の中に、「オーガニック」と「広告」との区別がついていらっしゃらない方がいるのも事実です。僕の両親などもそうでした。そういった方は、「単純に目に留まりやすかった」、「他よりも目だっていた」、「記述されていた文章が魅力的だった」といったような理由で、クリックをされるようです。
また、用途によって使い分けるといったユーザー層もいらっしゃるようです。よく言われるのは、切羽詰っている問題を解決したい要望を表すキーワードなどは、広告・オーガニックにかかわらずクリックがなされます。例えば「○○修理」、「○○サポート」といったようなキーワードです。直面している問題を解決したいわけですから、それが広告であろうが、オーガニックであろうが関係ありませんよね。また、企業の規模や、資金力からの信頼を見極めて、広告をクリックをされたりもするそうです。相当賢い使い方ですよね!
「求人」・「就職」のキーワード周りなどで、企業を査定したりもするらしいのですが、多い層として「大学生」が上げられます。時間にゆとりがあるという事と、検索エンジンに対する慣れと応用力が成せる「技」ではないでしょうか?
何故、今更こんな事を考えているかというと、検索エンジン側が検索結果の表示フォーマットを徐々に変えているからです。最近で一番の変更は「Yahoo!」の順位表示が非表示になったことです。この順位表示がなくなった事で、間違いなくオーガニックと広告との区別する難易度が上がったと考えています。
ちょっと前に遡りますと、Yahoo!の検索結果に表示される「Overture」の背景色が「薄い灰色」っぽい色だった事を覚えている方もいるのではないでしょうか?現在は「薄い黄色」に変更されていますが、「薄い灰色」では、オーガニックと広告との境が不明確過ぎたと思います。また、これも少々時間を遡るのですが、広告枠のテキストリンクだけでなく、背景色のどこをクリックしても、広告ページへジャンプしてしまっていました。これでは操作を誤って広告をクリックしてしまいます。こちらも現在は改善がなされています。
何故、このような変更がなされるのか?とても答えはシンプルだと思います。広告をクリックするユーザーが以前よりも減り、広告収入が減った為ではないでしょうか?その為、検索結果画面上、広告に有利な仕様に変更していっているのではないかと考えたのです。
検索エンジンの収入源は、ほぼ「広告収入」です。その収入源が減るという事は、「検索エンジン」を提供している企業の売上が下がり、サービス存続が不可能となります。しかしながら、ユーザーにメリットがないサービスなど普及はしませんし、指示をされるはずがありません。つまり、検索結果ページはユーザーに誤解を与えてはいけないという「ユーザビリティ」も求められるのです。その為、確かに広告収入が上がったとしても、ユーザーがオーガニックと広告とを判別出来ないような仕様は出来ないのです。この経緯から、広告のクリック率が上がるようなレイアウト変更がなされてはなくなり、また変更がなされてといったような事を繰り返しているのだと思います。特にこの傾向は「Yahoo!」に顕著ですね。「Google」はこの点しっかりと方向性が決まっているようで、広告は広告、オーガニックはオーガニックといった線引きをキッチリと行っています。
やはり今の時代では、サービスを使用する側が賢くならなければいけないのですね。世知辛い世の中だとつくづく思いました。
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